朝ドラ史上初の胎児スタート?「半分、青い。」第1週:生まれたい!あらすじと見どころ、2分動画解禁
3月31日最終回を放送した「わろてんか」の後を受けて、4月2日(月)から放送する平成30年度前期の連続テレビ小説98作目「半分、青い。」は、ヒロイン(永野芽郁)の胎児時代から始まる!また、ロマンス(?)のお相手(佐藤健)との出会いは名前もない生後間もないとき…朝ドラに革命を起こすドラマの第1週(4月1日~7日)のあらすじと見どころをご紹介、2分予告動画が番組公式サイトで公開された。
これまでの朝ドラといえばヒロインの幼少期から始まり、第2週で大人のヒロインにバトンタッチというのが定石だった。しかし脚本を担当する恋愛の神様こと北川悦吏子は、なんとヒロインの胎児から物語を始める。
本作は、同じ日に同じ病院で生まれた男女・律(佐藤健)と鈴愛(すずめ、永野芽郁)の物語だけに、なんと新生児時代に二人の出会いがある。しかも、2人の出会いを佐藤健のナレーションで「まだ名前もない時に僕たちは出会った」と、まるで少女漫画のように紹介する。これまで朝ドラを母親世代に任せていた少年、少女も必見の物語となりそうだ。
さらに、第1週目から声の出演をする佐藤は、インタビューなどで「もう北川さんの代表作が『ロンバケ』と言わせない」と語る熱の入れようなだけに、佐藤健のファンは見逃せない。
ちなみに、「ロンバケ」こと「ロングバケーション」は1996年4月クールで放送されたフジテレビ月9ドラマ。主演、木村拓哉×山口智子で、最終回視聴率は36.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と驚異的な数字をたたき出した。フジテレビ黄金期を象徴する番組であり、月9の代名詞といえるドラマでもあった。
また、ヒロインを担当する永野芽郁も、鈴愛を「他の人にはない感性を持っている子で、幼いころに失った左耳の聴力すら面白がれる」ユニークで前向きな性格と紹介しており、一日の始まりに元気をくれる作品になりそうだ。
鈴愛の幼少期を演じるのは矢崎由紗(ゆさ)、律は高村佳偉人(かいと)。序盤では、天真爛漫に育った鈴愛とクールだが心優しい少年に育った律が、鈴愛の突拍子もない発想からある計画に乗り出すことに。
松雪泰子、滝藤賢一、余貴美子、風吹ジュン、中村雅俊ら演技巧者ぞろいの大人俳優の中で、子役2人がどんな愛らしい演技で魅せてくれるのか放送が楽しみだ。
【作品詳細】【各話あらすじ・関連記事】
【第1週(2018/4/2-7)あらすじ
■第1話(月)
1971年の夏。岐阜県の田舎町でちいさな食堂を営む楡野一家は、新たな命を授かっていた。胎児の母・晴(松雪泰子)は、やってくる陣痛に大騒ぎ。父・宇太郎(滝藤賢一)は、愛する妻の手助けもできずにオロオロするばかり。同居する、宇太郎の父・仙吉(中村雅俊)と母・廉子(風吹ジュン)も、孫の誕生を今か今かと待ちわびる。一方、胎児は親の思いも知らずにお腹の中で調子に乗って暴れまくり、思わぬ事態に…。
■第2話(火)
分娩(べん)室に入った晴(松雪泰子)だが、なかなか子どもが出てこない。女医・貴美香(余貴美子)の診察によると、へその緒の二重巻きで、予断を許さない事態になっているという。病院の待合室では、老舗写真館の和子(原田知世)も出産を迎えようとした。いよいよ晴が産気づいた時、和子も陣痛が始まる。小さな病院で大騒動の末、無事に二人の赤ちゃんが産声をあげる。それは二人の赤ちゃんにとって、運命の出会いだった。
■第3話(水)
同じ病院で同じ日に生まれた2人の新生児。ひとりは難産の末に生まれた、晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)の女の子。もうひとりは、安産で生まれた、和子(原田知世)と弥一(谷原章介)の男の子。分娩台を独占してしまった晴は、おむつを手みやげに和子のもとを訪れるが、そこで男の子に“律”という名前がつけられたことを知る。田舎では珍しいしゃれた名前にショックを受ける晴は、わが子の命名に闘志を燃やし始める
■第4話(木)
1980年。小学校3年生になった鈴愛(矢崎由紗)は天真らん漫そのもの。勉強は苦手で授業中もノートに落書きをしてばかり。一方、同じ日に生まれた律(高村佳偉人)は頭脳明晰(せき)で冷静沈着。良き幼なじみとして二人は成長した。ある日鈴愛は最近元気がない祖父・仙吉(中村雅俊)と亡くなった祖母・廉子(風吹ジュン)を糸電話で話させてあげたいと言いだす。実現させるために律は長距離糸電話を考案。壮大な実験が始まる
■第5話(金)
妻を亡くしてからふさぎがちな祖父・仙吉(中村雅俊)のため、律(高村佳偉人)と「川をまたぐ糸電話」大作戦に取り掛かる鈴愛(矢崎由紗)だったが、川の広大さを目の当たりにし、呆然と立ち尽くす。一方、鈴愛の両親・晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)も仙吉を鼓舞しようとするがうまくいかない。そんな中、鈴愛たちは同級生の手を借りて糸電話を川の対岸に渡すことに成功。対岸の律に向かって、鈴愛が全身全霊で声を届ける。
■第6話(土)
糸電話の実験に成功した鈴愛(矢崎由紗)たちだったが、誤って律(高村佳偉人)が川に落ちてしまう。ぜんそくを患う律を案じて、鈴愛は律を背負って家に届けるが、律の母・和子(原田知世)は、なぜか律を叱り始める。そのころ、自転車で転倒した仙吉(中村雅俊)に付き添って晴(松雪泰子)が岡田医院を訪れる。大事には至らなかったが、院長の貴美香(余貴美子)も仙吉を案じる。夜、晴は鈴愛に糸電話をめぐるある秘密を話す。
【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,松雪泰子,滝藤賢一,佐藤健,余貴美子,風吹ジュン,中村雅俊,,谷原章介,原田知世
【語り】風吹ジュン
◇NHK「半分、青い」番組公式サイト
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
(土)午前9時30分~11時[1週間分]
◇NHK_PR「半分、青い」関連動画
◇公式Twitter「@asadora_nhk」
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